珈琲     05、04、03

どこからともなく漂ってきた
香ばしいかおりを
ゆっくりと吸い込んで
懐かしい気持ちをよみがえらせる

今は別々の道を歩むキミと僕が
一緒にいた頃のかがやく気持ち

キミの笑顔
キミのなみだ
キミのゆび

手を繋いで歩くことを
当たり前のように思っていた
あの気持ち

キミの好きなCD
キミと暮らす犬
キミの家のさぼてん
キミと海で拾った貝がら

さくら並木の途中にある喫茶店で
変わらないキミの笑顔を見つけたなら
この珈琲の香りと共にあふれ出して
止まらなくなるんだ

05-16 とある詩に影響を受けて書いた詩。
なんか妙にマニアックな詩になってしまった。。。



手を。     2005、04、03

心の奥で ひっそりと 育てた
しろく かがやく つばさ

一度は 失敗した 希望(ゆめ)だから
まだ 飛ぶのは 怖いけど

無限に 広がる 空の彼方
キミが 見つめる その先を

キミと 共に 見ることができるのなら
何度でも 挑戦しよう

その 手を とって
キミと 一緒に 地面を蹴って

ほら どこまででも 行ける
真っ白な 恋という 名の

ぼくたちの つばさ


05-15


キミの花     05、04、02

取り残された キミの花

途方に暮れたように佇む
その小さな姿に

ボクは目を離せなくなったんだ


そよ風に揺れる
その頼りない姿に

ボクの心が揺れた


けれど

キミはボクの目に見えない
地面の中で

しっかりと根を伸ばし
強く生きていたんだね

ボクはそんな
キミの姿に

強く憧れ

恋に落ちた

05-13 『取り残された』がキーワードだったんだけど、活かせなかったなぁ。
また、改めてチャレンジさせてください。


今夜はきみのもとへ     04、12、24

今宵は秘密のパーティー

高く澄んだ空から
舞い降りた
みんなの夢のカケラ

そっときみの枕元にも
届けるよ

クリスマスの魔法は

きみとぼくだけの秘密にしてね



04-30 本当はサイトトップにこの詩を載せる予定だったんです。
その他に写真とかも選んで使いたかったんですけど、、、
今年のクリスマスはホント何にもできなくて残念。来年はもう少しなんとか。
でも、時間って限られているから、どうしても優先順位をつけていかなければならない。
それならば、ARIKAはやっぱり言葉を綴ることに一番時間をとりたいな。



小さな花     04、12、10

か細く儚い 三日月から

こぼれ落ちた
     透明なしずく

ぼんやりと淡い
    その月あかりの中

そのしずくだけを
        糧として

真夜中に
小さな透明の花が

ひとつ ふたつ

花ひらく

この手が触れるだけで
散ってしまいそうな
その花を

お月さまと一緒に見守ろう


04-26 久しぶりに仕事中なのに言葉が溢れてきちゃった。
そろそろガマンならない〜って感じなのかも(笑)
最近自分を煽り立てる、駆り立てる詩が多かったけど、ちょっと穏やかなモードに切り替わってきたのかも。年末だしねぇ、そろそろ今年を振り返って総決算しないと。自分反省会とか(笑)



静かな灯火     04、11、26

きみの
     その想い

私にあずけてくれる?

いつかここに
火傷しそうな
 熱い想いが生まれたら

波に乗せてどこまでも

灯火を届けるから


04-23 何でかなあ、『意気地なし』に返詩してもらって、それに返した詩がこれなんだけど、微妙に繋がってないんだよね。
通常投稿した詩はよほど気に入ったものしかアップしないんだけど、今回はチョットいろいろ意味があるのでアップさせてください。



朝の贅沢な光     04、11、20

ちょっとだけ 立ち止まってみて

朝の光がこぼれおち
鮮明に写し出される
今日の風景

急ぐことは構わない
のんびりすることは構わない

この場所に 立ち止まって
ほんの少しだけ

考えてみて

道は1本ではなく
たくさんの交差点を
通り過ぎてゆくんだよ

それを 見過ごさないための
小さな合図

さあ 立ち止まって
右と左を
きちんとよく見て 進んでね
小さな路地にだって
宝物が潜んでいるかもよ

新しい今日のはじまりに
いつもこの場所で 立ち止まれたら
たくさんの道を感じられたら

いいよね


04-19 本当に暇つぶしに撮った写真に詩をつけただけなんだけど、意外と気に入っているかもしれない。
けっこう、ARIKAらしい詩に仕上がったんじゃないかと思います。
決して道をしぼりたくない。岐路に立つのはけっこう大変でつらいこともあるけど、それでも好きです。自分で人生を選んで歩いている感じが好き。
アマノジャクだから普通の人と同じ道を歩みたくないってのもあるんだと思うけどね(笑)



旅立て!    04、11、17

この空のかなた
その 目指す先に何があるのか

確かめに行こうよ

ほら 翼はもう
その背に用意されている

恐る恐る踏み出した
その旅の行方

キミにはわからないだろうけど
気にしないで

この空は どこへだって繋がっているんだから


04-16 いろいろ、悩んでいる自分に嫌気がさして、青い空に誓いを立ててみたくなった。
そんな独りよがりな文章。綺麗な写真付なんですけど、写真は日記のほうにアップされているので、見てもらえれば助かります。
こっちもね、写真を入れられるように作り直したいけど、ちょっと今日はとにかく無理。



なみだ    04、06、08

満天の星空の下 キラリ
君の頬をつたって
僕のてのひらに ほら
           星が落ちてきた

04-1 久しぶりの「キラリ」の詩。
相変わらずクサイですが、この前に考えた詩はクサイ上にありがちすぎて
笑えないので、文章にして残す気も失せました。



輝く雫     01、01、16

透明なキャンバスに
零れ落ちた夢

手を伸ばして
すくった砂

きらきら きらきら

輝く雫

水面に揺れる
数多の星を

壊さないように

そっとそっと

消えゆく光を
絶やさぬように

そうして
私は夢を描くのです

(01)3、

夕闇と雪     01、01、09

コバルトの影 躍る
くるくる回って
リズムをとって

空を舞う
風と共に
私の手のひらに舞い降りる

夕闇の中
ここは私の真っ白な舞台

コバルトの影を追って
コバルトの影に追われて

くるくる舞う
ここは私だけの世界

真っ白な雪に
私だけの足跡

コバルトの影落として
雪と共に舞う


(01)1、

かけら。      00、11、01

手を伸ばした
痛いぐらい必死に手を伸ばした

もしかしたら届くかもしれない

飛び跳ねた
頭がぐらんぐらんするくらい
必死で飛び跳ねた

もしかしたら届くかもしれない

どうしても欲しいのに
なぜか手は 届かない

届かないのに諦められない
心がずっと 求めてるから・・・

(00)19、りつこさんのところへ投稿しようと考えた詩のボツその2。
なんかやっぱりうまく纏まらない。

それぞれの旅
     00、10、02

ゆらり ゆらり
     小舟が浮かぶ
ぽたり
     水の音

手を離したとき 冒険は始まるのに
なぜ       後悔するのだろう

ふわり
     羽が舞って
ぐらり
     舟が揺れる

水面にさざなみが走り
空に
     鳥が旅立つ

私も旅立とう この足で

舟に遺るのは
         小さな翼

(00)16、

僕がいるということ     00、09、15

青い空 遠い空
いつも見上げる空

もしも翼があったなら
はるか遠いそこへ辿り着けるだろうか

いいえ いいえ

遠いからこそ美しい
遠いからこそ包んでくれる
遠いからこそそれが 本当の姿

僕は今 こうして空を見上げ
しっかりと大地を踏みしめる

遠いからこそ不安になる?
遠いからこそわからなくなる?
遠いからこそ忘れてしまう?

いいえ いいえ

空は そこにある
手は届かないけれど 心は届く

風は囁くよ
忘れないで 忘れないで

だから僕は行くんだ
きみのもとへ

空の傍には行けないけれど
僕は君の傍に行くことが出来る

だから
空を見上げて 泣かないでほしいんだ


15、昨日、寝ようと思ってフトンにねっころがったらふと思いついたフレーズ。
なぜか「僕」じゃないといけない気がしたので、こういうことになりました。


夢を…     96.03.17

夢も 希望も
認識したその瞬間に
消えてしまうのかもしれない

それでも夢を追うのは
夢の破片
その手に握りしめているから

必死で目指すものがあること
素晴らしいこと

大切なもの
そうして 離さずに 握りしめていてね

消えてしまったもの
決して無駄じゃないから

抱きしめていてね
貴方の たった一つの夢…


(96)8,夢を… 
 はい、一番得意な分野です。夢を題材にすることは、やたらと多いんですよ、実は…。
追いかけていたい夢がある、それだけで人間幸せになれるんじゃないかな。私はそう思います。


雑文
     96.03.08

夢を見たの みんながいる夢
愛されてたの 愛していたの
人は居ない でも居る
これは私の世界?
         貴方の世界?

夢は無い けれど歩いている
思い出は 何?
       分からない
静かな所 でもうるさい

夢はある けれど後ずさる
ここは 何処?
     綺麗な所ね
ああ これは偽善
     綺麗すぎるわ

歌を歌ったの 大きな声で
木々も歌うの 悲しみに暮れて
どうしたいの?
     どうされたいの?
森は深いわ けれど儚い

今は どうなっているのかしら
私は ここに居るの?
泉がある 美しい水
触ると 消える
何処に迷い込んだのかしら
  何故ここに居るのかしら

ああ そういえば
  夢を探していたんだったわ
    何処にあるのかしら・・・

(96)7,雑文 
 ああ、新聞屋さんのバイクの音が聞こえる…。テスト当日の早朝です。 何だかわけの分からない文章ですが、息抜きの文章なんで…
これの前が何だか愚痴っぽいのでわけのわからん文章読ませて忘れさせようという 計画だったりする…。勉強解らないまま、今回も朝を迎えてしまった。 徹夜は今回で5回目ぐらいか?はあ、余裕が欲しい…(←自業自得)。