それでもここに在る     05、02、19

しゃがみこんで 一歩も歩きたくない
暗い闇に押しつぶされそうな夜
立ち上がる勇気もなくて
ただ ここにいる

欲しかった翼は
この手をすり抜けて
空へ舞い戻った

自分の存在の意味も 意義も
わからなくて
泣きじゃくるだけの役立たず

見上げた空は星ひとつなく
暗くて遠かった

05-08 暗い詩は、自分が安定してるときしか書けないから、珍しいんだよね。
でもできるだけ前向きな詩を作りたいのが本音。
この詩は一昨日ぐらいから冒頭部分が頭を回ってて、忘れられないので諦めて書きました。



私の道     05、02、16

静かにみつめるその視線の先
まっすぐにみつめるその場所へは
長い道筋が待っているかもしれない

いつかたどり着きたいその場所へは
たくさんの努力と犠牲が必要かもしれない

ときどき空を仰いで
ゆっくりと息を吸って
でも
俯かないで

小さな石ころにつまずくかもしれない
道端に倒れこんで泥まみれになるかもしれない

でも
前を向いて まっすぐ

たまにすれ違ったり
手が触れるほど近くに
愛する人の存在を感じたりしてさ

この道を歩いていきたい

05-07


東京タワー     05、01、23

冷たい石畳 しゃがみこんでふと見上げた

空へ伸びる 赤く美しい鉄塔
黒い夜空にまばゆいほどの
その姿は
涙がこぼれそうなほど綺麗で

しばし時を忘れたよ

つらいこと 迷うこと
焦ること 悔やむこと

それも大切だから

1日1日を 大事に重ねていきたい
そして
どうしてもこらえきれないときは

この夜空に向けて そびえる
美しい鉄塔を見上げて
涙をこぼせばいいじゃない?

感動したの、、、と自分に言い訳してさ


05-04 ある意味復活したけど、基本のバイオリズムはまだ下方横ばい(笑)
見る度に思うけど、夜に見る東京タワーってどうしてこんなに美しいのかなぁ?
例えば首都高走ってても、東京タワーが見えるとほわっとした気持ちになるんだよね。
ARIKAは東京タワーに限らず、東京近郊の夜景が大好きで、学生の頃からこの夜景が見られないところには住めないと思ってます。
もちろん自然のおりなす風景も好きだし、すごく癒されるけど、きっと数日で帰りたくなる。慌ただしくて乱雑な、でもたくさんの人のいるこの人工の灯りの中へ。



私にできること     04、11、06

現実が 崩れ落ちる瞬間

それは いつ誰のもとに
訪れるか知れない

昨日まで当たり前にあった
全てのものが姿を変え
キョウキに変わる

大切な大事な 全てが失われる時
いつ 誰の元へ訪れてもおかしくは ない

今このときの 大切さ
  尊さ

決して忘れてはならないと
心に刻む


04-13 引き続き、中越地震に影響されて書いた詩。
キョウキは、凶器がいいか狂気がいいか考えた末、カタカナ表記にしました。
同じくカタカナでモノ(者、物)という言葉を入れようかと悩んだのですが、やめました。
ARIKAは怖くて怖くて仕方がない。でも、生きている以上恐怖はいつもすぐそこにあるもの。
がんばっている現地の方々へ、ARIKAには応援する気持ちしか送れないけど、、、本当にいつ誰のもとへ訪れるか知れない自然の驚異に、ただただ途方に暮れてしまう。
それでも立ち止まらず、前を向こう!こんな能天気なこと書いていいのか、すごく考えたんだけど、ARIKAは前向きな言葉と、下を向きたい気持ち、空を見上げてぼんやりする願いを書くことしかできないので、それで誰かにこの言葉が届くとしたら嬉しいので、書いてみました。
本当に本当にこんなことしかできないけど、、、



秋の日差し    04、11、06

美しく色づいた 銀杏の木の下座り込んで
黄色くもえる 葉の向こう
どこまでも高く 広く続く空

あたしはただ ぽかんと見上げて
心に誓うよ

頑張ろう
頑張ろう
この空の下
きっとみんなつらいこと乗り越えて
       生きてる

その苦しみを その努力を
この空は見守っているんだね

そしてその 頑張っている笑顔も


04-12 長く時間をかけてしまったのですが、新潟中越地震のニュースを見て、ARIKAができること。
それはやはり言葉を綴ることだと思いました。
つたない文章ですが、誰かの力になれば、、、嬉しい。



ひとすじの願い。
     04、10、05

空から伸びる ひとすじの光
手を 伸ばして
つかまえたい 願い

あたしは 何を願うのだろう
空に 手を伸ばして
何を 願うのだろう
心の中で幾度も幾度も 繰り返した願い
けれど

その輪郭さえ 今はあやふやで

どうして 必死に手を伸ばしているのか
自分でも 不思議なんだ

それでも この願い
あの空へ 届けられるように
あたしは 手を伸ばす

そこに 存在していることが
私の誇りだから



04-6 微妙。もっと違う場所へ行きたかったはずなんだけど。
最初この詩は人として、人間は何を願うのか?みたいな詩で生まれてきた言葉たちなのですが、今の私はそんな遠いところから偉そうな言葉を吐くような気持ちではなかったので、自分に置き換えてみたら前向きな詩にしたかったつもりが斜め前方向き程度になってしまいました。
いい加減な角度嫌い。真っ直ぐ行けよオレサマ。
とりあえず、もう一度考えてみたらアナタの願いベースでいけばもっと前向きにいけるかもしれない。ちょっと考えてみる。



輝き     04、09、16

消えない罪の欠片キラキラ
降り注ぐ

貴方の上にも 私の上にも
歩いてきた道の上に降り積もる

けして 打ち消すことのできない
これが人生の重み



04-5 つかまえた!!
これはベットに入って眠る前にやっとこないだから気になっていたフレーズを詩として認識できた瞬間、口からこぼれたぐらい、嬉しかった。
なんで、罪の欠片がキラキラ光るんだろうと、気になって気になっていたのですが。
それでいいんだと確信しました。私はね。




ナマケモノの詩(ウタ)     04、09、10

前へ伸ばした
人差し指の爪にぽつり

小さな水滴がついたら

今日は何にもしない日


04-3 サイト復帰を志して最初の詩。もっと活動的な詩になるはずだったのですが、思ったより力抜いて始められそう(笑)
何事も前向きに、が私のテーマなので本当はこの詩から始めるのは不本意かもだけど、そのうち私の私らしいところが勝手に出てくると思うので、いいのだ。だらだらも好きだから。



空を見上げて     04、06、07

ヒトは空をとびたいと のぞむ存在(モノ)

けれど

いつか空をとぶことはできないと
そういうふうにできていないのだと
気付く時がくる

その時この
地面の上へ戻ってこれるヒトは

運が良い



04-2 ある俳優さんが飛び降り自殺未遂?というニュースがあった日。
同じ横須賀出身であっただけに衝撃が大きく、戻ってこれた彼には心から
良かったねと、そして戻ってこなかった私の大事な存在へ、今もなお、やり
切れない思いを馳せてしまった。



抜け殻     01、03、04

この身体抜け出し
この世界の外へ ふわり
飛びたてたならどんなにいいだろう

そんなふうに 時々思う
でも それじゃだめなんだ とも思う

逃げることは なにも解決してくれない
この世界の外 なんて
理想の世界なんて ない

この世界から出てしまったら
たった 一人ぼっち

さすらうだけ



月夜の晩に一人旅     01、02、22

月夜の晩に一人旅
雪に コバルトの影落として

月夜の晩に一人旅
冷たい風に 身を縮めて

月夜の晩に一人旅
大きな まんまるお月様見上げて

月夜の晩に一人旅
月明かりに咲く 小さな花見つけた

ほら
悩んでたことなんて 忘れちゃったでしょ?



明日の魔法     01、01、22

夜明けを迎えることが
怖くなくなっていた

明日の魔法がとけることが
怖くなくなっていた

夢見ていた明日は
確かな今日となり
楽しかった昨日になっていく

後悔しない今日をおくれることは
私にとって良いことなのだろうか

いつしか
諦めることに抵抗がなくなっていた
これが大人になることなのかもしれない

でも私は

すぐ諦めてしまう大人が
嫌いだったなぁ


(01)5、あれれ、こんな詩になる予定じゃなかったんだよ(言い訳)
夜明けを迎えることが怖くなくなったのにも別の理由が、あったはずなんだけどなぁ。


この世に生を受けて     00、12、13

つないだ手
温かくて 優しくて
      涙こぼれた

変わらぬ笑顔
ずっと ずっと
      そばにいて

生きてきてよかった
こんな未来を手に入れられるなら

生きていてよかった
こうして人の優しさに触れられるなら


(00)22、一ヶ月、書いてなかったんだね。ちょっと徒然に色々書いてたら止まらなくなっちゃった。
これも、徒然に付随するもの。今日書いた言葉を、詩にしたらこうなったよ。


     00、11、01

道をたどる 空を見上げる
風を感じる

振り返る しゃがみこむ
つめを噛む

先の見えぬ道を進むのは怖いけれど
過ぎてしまった場所に戻るよりはマシ

先を見つめる 涙をこぼす
花を手折る

綺麗ゴトで言葉を濁すぐらいなら
この手を汚すほうがいい

生きる 歩く
走り出す

止まるのも勇気 走るのも勇気
ただ 戻ることはできない


(00)18、りつこさんのサイトに投稿しようと思ってがんばって考えたんだけど、ボツった詩。でも、後から読んでみたらなんだか気に入ったのでココには載せてみますね。

堂々巡り     00、10、27

ダメになる
このままじゃ ダメになる

どうして良いか判らなくって
助けを呼ぶ

助けて 助けて・・・

でも
伸ばされた手にすがっても
きっとダメになるんだ

どうして良いか判らない
判らないのに・・・

どうしたら良いの??
どうしたら良いの??

繰り返す 繰り返す

でも答えにすがったら
ダメになっちゃうんだ

助けて欲しいのに
助けてもらっちゃ いけないんだ

答えも出せず 助けも呼べず
私はどうしたら良いの??

問い掛ける言葉は 空しく中を舞うばかり


(00)17、最近マジで危険なくらい鬱状態らしい。でも、こんな虚しい堂々巡り、よくやりません??
私的によくあることで、助けて欲しいと思いつつそれじゃいけないんだって自分を制して。虚しいね。


夏休み     00、08、14

ギラギラと私を照らす 真夏の太陽
大きくうねる波 パシャリとはねた波の飛沫

いくどの夏を 私はここで過ごしたろう

たくさんの笑顔 少しの涙
今年の夏も
私はここに 立っている


(00)11、なんか淋しげですねえ、べつに淋しいと思ってたつもりはないんですけどねえ。
そのときの感情というより、突然言葉が頭の中に浮かんできて、それを書きとめるので、実際そのとき自分が考えたことではないと思います。
もちろん、そのときの感情を書き留めることも多いんですけどね。


賭博     96.02.08

時々
自分という人間が恐くなる
そう
殺してしまいたい程に
消え去ってしまいたい程に
憎くなる

人を愛すれば愛する程
うまく操れない自分の心が
狂おしいほどに
嫌いで
あぁ 誰か助けて下さいと
助けを呼ぶ

そんな自分に
また むかついて
答えなど
決して見つけることが出来なくなる

お願いです
いますぐ
自分という存在の記憶を
みんなから消して下さい
そしたら私は 安心して消えられる

そして 見ています
私が居なかったら
あの人たちは 変わるのか

今より良くなるか 悪くなるか
人生最大の賭け

賭けるものは 自分という存在


(96)5,賭博 
 何だろうねえ、まぁ今日、先ほど友人達と語り合いまして、その影響かなぁ。
いや、常々この賭けはやってみたいと思ってまして…。
自分という存在が、有っても無くても世の中変わりゃあしないみたいなことを小耳に挟んだときから 考えてました。
実際自分という存在が最初から無かったとしたら、やっぱ変わりますよ、絶対。
そして、自分という存在が、周りの人々にとって、良いものであることを祈っているから、 知りたいんです、この賭けの終焉を…。


欠席     96.01.23

今日は私のいない教室
なにか変わるのかな

そんなこと気にも留めない人々のなかで
私たちはいつも生活している…


(96)2,欠席 
 ん〜、別に気にして欲しいわけじゃないんだけどね。なんとなく寂しいなぁっと思ってさ。


質問

生きたいの?
死にたいの?

人に聞くことじゃないでしょう


本能

叫べばいい
声 嗄れるまで

なくすことのない
あなたの本心を・・・・・・


はじめの一歩

「はじめのい〜〜っぽ」
この言葉を
こんなに真剣に考えたこと なかった

はじめの一歩って
踏み出す前は 死ぬほど怖くってどうしようもなかった

でも 踏み出してしまえば
何ともない

こんな簡単なことだったんだ
・・・・・・なんて 思えない


9、実はこれが私一番好き。思えるわけないじゃん。踏み出す前の怖さはそう簡単に片付かないよ。
いい突っ込みいれてるね!!(笑)


たった一つの勇気

「たったひとつ」
よく使う言葉だね

でも今は そのたったひとつが
                   怖い

「がんばれ」
嬉しい言葉だね

でも今は その言葉が
              憎い

一歩が踏み出せない

どこかにいる神様
私のことは考えてもらえないの?

いいえ わかってる
私は信じられないくらい 幸せなんだって

でもね

たったひとつ

ひとつだけの願い きいてもらえないの?
お願い

たったひとつ
こんな言葉 なければいいのに


8、今はかなりのところ無神論者なワタクシですが、この頃はまだ信じてたんだ。ちなみにどちらかと言えばキリスト教の神様かな。
そっちは今でもそれなりに好き。いるとは思わないけど好き。